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小樽の高台にある海宝楼は、和風の母屋と洋館 石蔵が見られる貴重な建物 第71号
旧板谷邸は、
大正15(1926)年〜昭和2(1927)年に
邸宅として建てられました。
母屋は木造1階、
蔵は石造2階建です。
母屋
蔵
平成17(2005)年6月10日に
歴史的建造物に指定されました。
こちらの建物は
海運業などで財をなした
板谷宮吉の邸宅でした。
東雲町の高台にあり、
現在は、和風の母屋と
その北側に続く洋館、
背面の石蔵が残されています。
洋館
木造モルタル塗りの洋館の
銅板で葺いたマンサード屋根が
特徴的で素敵です♡
また、こちらの海宝楼はランチもできます。
海宝楼でランチの様子はこちら
⇒https://ameblo.jp/kimonootaru/entry-12240462137.html?frm=theme
所在地 小樽市東雲町1番19号
黒々とした外観が目につく重厚な建物はもと旧小堀商店 第72号
旧小堀商店 は、
昭和7(1932)年?の建築
(創建は昭和7年以前の可能性もあり)
木骨鉄網コンクリート造2階建です。
平成23(2011)年5月26日に、
歴史的建造物に指定されました。
この建物は、小堀商店の店舗として、
建てられました。
見た目が真っ黒?で、
黒壁が重厚さを感じさせます。
外壁は木造に鉄網を張り、
モルタルを厚く塗った
木骨鉄網コンクリート造と
呼ばれる堅牢な造りとなっています。
防火シャッターや二重窓、
全館にスチーム暖房を備え、
当時の優れた設備を整えていました。
母屋の後ろには
漆喰塗りの蔵が付属しています。
所在地 小樽市住吉町14番4号
これが着物の倉庫だった?!素敵なレンガ造りの 旧向井呉服店 第73号
旧向井呉服店支店倉庫 は、
明治40(1907)年に建てられた
倉庫です。
煉瓦造4階建です。
平成23(2011)年5月26日に、
歴史的建造物に指定されました。
向井呉服店支店の倉庫として、
市内の中心部に建てられました。
煉瓦造の倉庫で、
小樽では数少ないものです。
国指定重要文化財である
旧手宮鉄道施設内の機関車庫3号
に似た構造となっています。
明治37年に稲穂町で大火があったことから、
防火のために窓の内側には
厚い土塗りの防火戸を備えています。
カフェとして利用されていましたが、
現在は、閉店しています。
所在地 小樽市稲穂1丁目4番13号
映画ラブレターの舞台となった小樽の坂牛邸 第74号
坂牛邸 は、
昭和2(1927)年に建てられた
木造2階建です。
平成23(2011)年5月26日に、
歴史的建造物に指定されました。
坂牛直太郎の邸宅として
建てられた洋風の建物です。
直太郎は、この邸宅で
弁護士を開業しました。
小樽公園南側の白樺林に面した
角地にあります。
白樺林もいいかんじです。
設計はアメリカ近代建築の巨匠
フランク・ロイド・ライトに
師事した田上義也です。
田上の設計した住宅の外観の特徴である、
薄緑色の横羽目板打ちの腰壁と
白い漆喰塗りが対比した外観が素敵です♡
1階の応接間は八角形です。
室内には田上のデザインした家具が置かれ、
隣接する煉瓦塀には彫り込みのサインが
残されています。
小樽銭函にある坂邸は、
中山美穂主演の映画「ラブレター」にも、
使用されいてアジアからの観光客が
多く訪れます。
所在地 小樽市入船5丁目8番15号
小樽の高級旅館銀鱗荘のフレンチが美味しい !! 第75号 旧猪俣邸
旧猪俣邸 は、
明治33(1900)年に、
漁家として建てられた
木造2階建です。
平成24(2012)年10月19日に、
歴史的建造物に指定されました。
この建物は、
鰊漁を中心に財を成した
猪俣安之丞の邸宅です。
明治33(1900)年に
余市町に建てられ、
昭和13(1938)年に現在地へ
移築されました。
この母屋は猪俣家専用の住宅です。
多くの大規模な鰊漁家は、
親方の住居と漁夫の寝床が
一緒でした。
これほど大きな親方の住宅は
道内に例をみません。
母屋の中央にある望楼からは
沖合の漁を観察していたと思われます。
玄関の右手には6室の座敷があります。
現在は、小樽の高級旅館
銀鱗荘となっています。
駐車場からの景色も最高ですよ^^
こちらの銀鱗荘の
レストランでいただけるフレンチが
見た目にもキレイで、美味しく、
しかもリーズナブルで、オススメです!
銀鱗荘でのランチの様子はこちら
所在地 小樽市桜1丁目1番
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