夢二亭 もと料亭塩田邸ほか!小樽リノベ歴史的建造物 第65~70号

目次

小樽で残された数少ない庭園のある料亭夢二亭 第67号塩田邸

旧塩田別邸は、
大正1(1912)年頃に
たてられました。

母屋は木造1階一部2階建、
母屋はむくりのある切妻屋根が特徴的。
蔵は木骨石造2階建で、
洋風を取り入れた和風建築です。

夢二亭

平成11(1999)年5月17日に、
歴史的建造物に指定されました。

歴史的建造物

この建物は、
小樽有数の回漕店を営む
塩田安蔵の邸宅でした。

初代安蔵は、
明治20年代に
堺町と色内に店を構え、
二代安蔵は、
昭和初期に小樽・樺太間に
豪華な貨客船を就航させました。

 

平成3年、
原形を活かして料亭に改め、
小樽市都市景観賞を受賞しています。

欄間は天然記念物の屋久杉、
床板は全面虎班の栃の木が使われています。

 

縁側から庭園が眺められ、
小さな池などもあり、
小樽では数少ない料亭で素敵でした。

夢二亭でランチはこちら
https://ameblo.jp/kimonootaru/entry-11446373788.html

所在地  入船2丁目8番1号

 

小樽のコスパサイコーのカフェ色内食堂は 小樽景観賞受賞1番目の建物だった。第68号 旧塚本商店

旧塚本商店は、
大正9(1920)年に建てられた
木骨鉄網コンクリート造2階建です。

色内食堂

平成13(2001)年3月27日に、
歴史的建造物に指定されました。

建物は、近江(滋賀県)出身の
呉服太物商の店舗として
建てられました。

小樽は火災が多く、
明治37年5月8日の大火で
市街地を焼き尽くしたことから、
防火構造の建物が普及しました。

こちらの建物も防火のために、
コンクリートで塗り固めた外壁、
防火戸で覆われた出入口や窓などで
幾多の災いを凌いできました。

昭和63年には、
建物の再活用によって建物を生かし、
第1回小樽市都市景観賞に選ばれました。

 

色内食堂のランチはこちら
https://otaruguide.com/151/

所在地  色内1丁目6番27号

 

異国情緒ただよう富岡教会は一見の価値ありです。 第70号

カトリック富岡教会 は、
(カトリック小樽教会 富岡聖堂)
昭和4年に建てられた
教会です。

木造一部鉄筋コンクリート造3階建
です。

平成16(2004)年2月25日に、
歴史的建造物に指定されました。

富岡教会

小樽におけるカトリックの布教は
明治15年に始まり、
数度の聖堂建設を経て
現在地には、昭和3年に、
翌年6月30日に献堂式を挙げました。

赤い屋根と
正面中央にある八角の尖塔が
特徴でエキゾチックで素敵な建物です。

外観は主にゴシック様式を取り入れ、
モダンな建物で異国情緒が漂います。

2階にある礼拝堂には、
色ガラスを組み合わせた
アーチ窓があり、
神聖な空間となっています。

毎年2月14日には、教会内にも
入ることができ、讃美歌を歌ったり、
教会がライトアップされ、
幻想的な姿をみることができますよ!

 

所在地  富岡1丁目21番25号

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