目次
日本一重厚な小樽市役所!?小樽市役所 第11号
小樽市庁舎は、昭和8(1933)年に
小樽の有力者の10万円寄付を
機に新築されました。
鉄筋コンクリート造3階建。
昭和60(1985)年7月23日に
歴史的建造物に指定。
外壁はタイル張りで、
正面入口の車寄せ部分とその周りを
茨城産花崗岩積みとした近代建築です。
正面上部に彫刻を施した6本の柱、
内部中央階段の正面はステンドグラスで彩られ、
重厚な市庁舎となっています。
小樽市役所の詳細はこちら
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小樽市庁舎
所在地 小樽市花園2丁目12番1号
天皇が宿泊された旧小樽区公会堂 第12号
旧小樽区公会堂は
明治44(1911)年
に皇太子(後の大正天皇)の本道行啓に
際してのご宿泊所として建てられました。
木造1階建です。
昭和60(1985)年7月23日に
歴史的建造物に指定されました。
海運商として名を馳せた藤山要吉が、
小樽区へ寄付を申し出たのです。
工事を請け負ったのは小樽の棟梁
加藤忠五郎(大虎)です。
建物は和風の建築様式で、
御殿、本館、付属建物からなります。
行啓後公会堂として活用されていましたが、
市民会館建設に伴い、
昭和35年に現在地に移築されました。
この時に御殿と本館の配置が変わり、
地下部分が増設されました。
旧小樽区公会堂
小樽市花園5丁目2番1号
小樽の能楽堂は一般市民から寄付されたもの 第13号
旧岡崎家能舞台は
大正15(1926)年に
荒物雑貨商として財をなした岡崎謙が、
入船町の自宅の中庭に
建てたものです。
木造1階建です。
後に市に寄贈され、
昭和36年、現在地に移されました。
昭和60(1985)年7月23日に、
歴史的建造物に指定されました。
自宅に能楽堂?!ってすごいですよね~!!
昔の小樽にはこうした太っ腹なお方が
たくさんいたようです。
檜の舞台、
要所には佐渡産神代杉(じんだいすぎ)が用いられ、
格式にのっとった能舞台で
東北以北唯一のものといわれています。
鏡板の老松、唐獅子、若竹は
狩野派17代秉信(もちのぶ)が描いたものです。
能楽堂の様子はこちら
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小樽の倉庫の中でも大きな大きな旧小樽倉庫 第14号
旧小樽倉庫 は
明治23(1890)年〜27(1894)年
に建てられました。
倉庫は木骨石造1階建
事務所は木骨煉瓦造2階建
昭和60(1985)年7月23日に
歴史的建造物に指定されました。
色内の営業用倉庫のひとつで
増築を重ね2つの中庭を囲む
大倉庫となりました。
寄棟の瓦屋根に鯱をのせた和洋折衷のデザインで
煉瓦造の事務所を中心に左右対称に展開し、
全体として優雅な美しさをみせています。
北側が市博物館、
南側が運河プラザとなっています。
小樽運河プラザはこちら
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小樽のかわいい雑貨屋Vivresavie+mi-yyuは旧早川支店 第15号
旧早川支店は、
明治37(1904)年に
茶、紙、文房具を商う早川商店から
暖簾分けを受け、
現在の場所に開設したのがはじまりで、
後に川又商店と店名を変更しています。
昭和61(1986)年4月11日に
歴史的建造物に指定されました。
現在の建物は、
明治37年の稲穂町大火で全焼したため
再建されたものです。
厚い土塗りの防火戸や袖壁など
防火に対する配慮がうかがわれます。
その袖壁には朝日や鶴と亀などの彫刻が施され、
繊細な和風意匠で素敵です。
現在は、雑貨屋さんVivresavie+mi-yyu
の店舗となっています。
Vivresavie+mi-yyuはこちら
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アンワインド ホテル&バー 小樽は外国人専用ホテル だった旧越中屋ホテル 第16号
旧越中屋ホテルは、
昭和6(1931)年
外国人利用客のための旅館として
建てられました。
鉄筋コンクリート造4階建。
昭和63(1988)年7月15日に
歴史的建造物に指定されました。
設計は倉澤国治です。
越中屋は、明治30年代以降の
英国の旅行案内書にも載った旅館です。
この建築は外国人利用客のための別館で、
国際貿易港小樽を象徴する建築のひとつです。
また内部のステンドグラスに
アール・デコ様式の影響がみられます。
こちらの建物は、現在は
アンワインド ホテル&バー 小樽と
なっています。
アンワインド ホテル&バー 小樽には
宿泊したことがあります^^
最高の建物でした!!
アンワインド ホテル&バー 小樽の宿泊記はこちら
⇒htps://otaruguide.com/?p=314&preview=true
小樽オルゴール堂はもとは旧共成米穀商だった第17号
旧共成(株)は、
大正4(1915)年に建てられた
木骨煉瓦造2階建です。
平成1(1989)年3月29日に、
歴史的建造物に指定されました。
明治24年創業の共成(株)は北海道有数の
精米、米穀商でした。
かつての有幌倉庫群入口にあたる角地に位置します。
メルヘン交差点として、観光の中心となっています。
石造の多い小樽では珍しい煉瓦造の建築で、
内部に木骨の構造を組んでいます。
壁の褐色の煉瓦、アーチ状窓のキーストーン(要石)や
開口部と隅部に積んだコーナーストーンなどが特徴です。
家具店舗を経て、現在はオルゴール専門店になっています。
平成6年、小樽市都市景観賞を受賞しています。
オルゴール製作や、好きなCDを作ることも
できますよ^^
オルゴール堂はこちら
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小樽市住吉町4番1号
小樽運河ターミナルビルはもと旧三菱銀行小樽支店 第18号
旧三菱銀行小樽支店は、
大正11(1922)年
鉄筋コンクリート造4階建
平成2(1990)年7月5日に、
歴史的建造物に指定されました。
この建物は、かつて北のウォール街と
いわれた地区の中心に位置しています。
建築当初は、
外壁に煉瓦色のタイルが張られていましたが、
昭和12年に現在の色調に変更されました。
1階正面には、
ギリシャ・ローマ建築様式を表すように
6本の半円柱が並んで、
この建築を特徴づけています。
小樽運河ターミナルビルはこちら
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小樽市色内1丁目1番12号
重厚な「花ごころ」の建物はもと旧安田銀行小樽支店 第19号
旧安田銀行小樽支店は、
昭和5(1930)年に、
建てられた
鉄筋コンクリート造2階建です。
平成2(1990)年12月22日に、
歴史的建造物に指定されました。
この建物は、第2次世界大戦後、
富士銀行が継承した後、
昭和45年から新聞社の社屋として
使われていました。
ギリシャの建築様式をもった
昭和初期の典型的な銀行建築で、
重量感あふれる円柱が特徴です。
中央通りの道路拡幅に伴い、
平成13年に建物が斜め後方に曳き家され、
同時に外観も修復されています。
花ごころはこちら
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ゴールドストーンやプレスカフェのお洒落さは旧渋澤倉庫のおかげ?!第20号
旧渋澤倉庫は、
明治25(1892)年頃
木骨石造1階建
平成3(1991)年7月17日
運河北部にある倉庫群のひとつ。
大きな切妻屋根を架けた本体の前面に
2棟の角屋が突き出る形をしています。
向かって右手が一番古く明治25年頃に建てられた棟で、
現在はプレスカフェとなっています。
その後左棟(現在のゴールドストーン)を
並べて建て、
次いで2棟をあわせた大屋根を架けて、
今の姿になったといわれます。
旧渋澤倉庫
小樽市色内3丁目3番20号
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